宝石街の御徒町、その道路(上野5丁目付近)には、「サファイヤストリート」をはじめ、宝石にちなんだ愛称が付けられています。エメラルドアベニュー、ひすいアベニュー、ダイアモンドアベニュー、珊瑚ストリート、ルビーストリート、サファイヤストリートといった具合です。名前からするとシキイが高そうなイメージですが、実際は私のような素人(仕入れ業者じゃないという意味)も安心して石を見て歩ける街です(夜はちょっと怖いですが)。“宝石”ばかりではなく、水晶、翡翠、トルマリン、アメジスト、ルチル、タイガーアイなど、健康オタクや???オタクの心をくすぐるような身近な石も多いので、散策のついでにいかがでしょうか。見てるだけでパワーがもらえそうで、散歩の歩き疲れが吹き飛ぶかもしれませんよ。
「素人お断り」の店も少なくありませんが、一粒から買える店もあります。ただの石ころにしか見えない翡翠の原石を見て、つい買いたくなる私は鉱物オタクなんでしょうか。私の体感では、「何かお探しですか?」と近寄ってくる店員さんもほとんどいない感じです。まあ、小売店というより卸売店が多いからだろうと思いますが。あと、石を入れるポーチなどもまとめ買いできたりします。何に使うんだという声もありますが、ヒノキチップを入れて香り袋を作ったり、結構重宝しますよ。いろいろな種類の小袋がまとめて売っていると、つい買いたくなっちゃうんですよね。東急ハンズに行けば1枚ずつから買えるのに。
さて、御徒町がサファイヤストリートなら、谷根千にはキャットストリートでしょうか、テンプルストリートでしょうか。スネークストリート(へび道)は、もうあるということで。メンチストリートだと、ピンポイントすぎますよね。流行しそうではありますが。文豪ストリートじゃあ、ちょっと狙いすぎですかね。